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皆さんこんにちは🙂
タイ古式マッサージに関する記事の第2弾❗❗
今回はタイトルにある通り、タイ古式マッサージの種類についてご紹介させていただきます。
種類とはどういう意味でしょうか? 簡単に言えば”流派“のことになります。
例えば空手や茶道など、教え方はたくさんあって、流派という呼び方で区別されていますよね
タイ古式マッサージの流派
タイ古式マッサージを学識的にみると、王室マッサージと民間マッサージに分かれます。
王室マッサージは国王や王族に対して行いますので、礼儀が重視され、施術の姿勢や形式が重んじられます👑
当然ですが、国王を足で踏んだり跨ぐような行為は許されませんので、タイ古式マッサージを代表するような大胆なストレッチはできません。全体的に指圧が中心となります。
逆に民間マッサージはストレッチが多いところが特徴です。手や腕を使うだけではなく、膝や足、場合によっては背中に乗ってストレッチ行う施術もあります。
民間マッサージには流派が数多く存在しますが、大きくタイ北部とタイ南部に分けることができます。今回はこの2つについてみてみたいと思います。
チェンマイスタイル(北部式)タイ北部にあるチェンマイを中心に広まったマッサージスタイルです。
チェンマイスタイルは南部式に比べより庶民的で形式にとらわれません。
中国の指圧やインドから伝わったヨガ、アーユルヴェーダなどを融合させたものと言われているようです。
タイ南部よりも寒い地方で広まったスタイルなので、筋肉を温めてから本格的な施術を行う必要があります。そのため、マッサージには時間がかかり2時間以上の施術もあります。
指圧ももちろん行いますが、大胆なストレッチでヨガのように身体を伸ばすことが多いことが大きな特徴と言えるでしょう。
独特のリズムでゆったりと行い、身体への負担が少なく痛みを伴わない点が魅力です。局所的なこりや痛みの解消という視点ではなく、心身のバランスを整えるためのメンテナンスに向いているため、ストレス解消にも効果的です😊
ワット・ポースタイル(南部式)
こちらはタイの首都・バンコクを中心に広まったマッサージスタイルです。寺院で伝えられていた王室マッサージに、西洋医学は日本の指圧などの要素が付加されながら現在に至っており、世界的にも知名度の高いスタイルと言えます
施術は2時間ほどかかりますが、チェンマイスタイルに比べてると短時間で完了します。
ストレッチよりも指で圧迫する手技が多く、指圧を好む方に人気の施術です。
全身の「セン」と呼ばれるエネルギーの経路を押し、手のひらを使ってなじませていきます。このセンへの圧迫が最も重要なポイントです。
施術により、筋肉の緊張が取り除かれて全身のこりがほぐされます。また、副交感神経が刺激され深くリラックスできます。
まとめ
タイ古式マッサージの流派について紹介してみました。
実際はどちらの流派も似たような手技ではありますが、やはりチェンマイスタイルの方が目を引くような華麗な技が目立ちます👀
ただ、私個人の好みとしてはワット・ポースタイルに軍配が上がります。特に指圧などに慣れた方にはワット・ポースタイルはしっくりくると思いますし、タイ古式以外の整体技術をバックボーンとする施術者には自身の施術にも取り入れやすい技だと感じています。それにチェンマイスタイルのストレッチも含め、お客様の身体の不調やその状態に合わせタイ古式の技を組み合わせるといった施術も魅力的だと思います👏
~過去記事もどうぞ~
⇒世界一気持ち良いって本当?タイ古式マッサージについて